衆議院議員 柿沢未途(かきざわみと)の公式サイトです。国会議員評価で3つ星★★★を4回目の受賞。2016年文藝春秋「日本を元気にする逸材125人」に選出。

別所哲也×柿沢未途「夢をカタチにする行動力」1


別所哲也×柿沢未途 タイトル

別所 柿沢さんと知り合った時、まだ誰も興味を持っていないショートショートフィルムをいかにして日本に広げたいかという熱い思いを語ったところ、こちらの思いをじっくりと聞いてくれたことを覚えています。また、同世代である彼が政治を志しているという点にも興味を持ちました。

柿沢 話を聞かせて頂いて、別所さんのビジョンが実にしっかりしていると感じました。ショートフィルムは絵でいえばデッサンのようなもの。そこには新しい才能を発掘するチャンスもあるし、短い時間でメッセージを伝えることが出来る点でも、インターネットの時代の有力なコンテンツとしての可能性を秘めているという話に、なるほどと思いました。

別所 柿沢さんは元々NHKで仕事をしていたこともあって、メディアの限界と未来についてもよく理解していたので話が通じやすかったと思います。そんな中での一番大きな出来事は、映画祭の節目の5年目に石原慎太郎都知事が、映画祭のセレモニーにお越しいただいたことでした。

柿沢 そうでしたね。東京都議会の本会議で私が「ショートショート フィルムフェスティバル」の話をして「東京都としても支援して育てていくべきではないか」と質問したところ、石原都知事から「短い時間にメッセージを凝縮できる俳句みたいな文化だから日本には合っていると思う。一度、調査をかねて見に行きたい」という答弁を頂きました。

別所 それが「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を発足させる後押しにもなりました。単純に欧米の短編映画を紹介するショーケース的な映画祭ではなく、日本が中心となってアジアから新しい価値を世界に向けて発信する映画祭と位置づけたいと思っていたので、影響は大きかったと思います。

映画や演劇などは、とかく文化面だけの存在に見られがちですが、そうしたものと表裏一体をなす産業としての面や、そうした活動による経済効果などについても、多面的に理解してくれたと思います。

柿沢 そうした形でお手伝いできたことを私もうれしく思っていますし、日本の看板としての映画祭に育っていってくれるよう、今後も継続的な発展のために関わっていきたいと思います。

別所哲也

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